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体験談!雨漏り被害、大家からどこまで補償されるべき?見舞金の交渉は?不動産屋に聞いてみた|賃貸住宅トラブル

 

どうも、強烈な台風で住んでた賃貸住宅に生活が困難になるほどの雨漏り被害を受けただだまるです!

はじめに 

 この記事では、生活ができないほどの雨漏り被害で賃貸住宅から引越しをする場合、どの程度まで大家さんにお金を出してもらえるのか、実体験を交えてお話しています。

 

今年は台風が頻発し、異常気象に見舞われています。私と同じように、住宅の欠陥関係で大家さんとトラブルになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ネット検索してみても実際被害に遭った方々の体験談があまりヒットしません。

なので、私は実例として長々と書いていきますので、これからの解決策の参考にしていただけると嬉しいです。

 

また、これまでブログに書いてきた内容とかぶる部分はあるかと思いますがご容赦くださいませ。

【補足】

雨漏り カテゴリーの記事一覧 - だだまる育児のほにゃららら

当時の日記も公開しています。雨漏り被害を受けてから引越しまでの管理会社や大家さんとのやり取りなどを書き記しています。参考までにどうぞ!

 我が家の雨漏り被害のケース

8月下旬、台風によって窓サッシからの雨漏りと、寝室の天井全面(本当に全て)から酷い雨漏りが発生し、その部屋にあるほとんどの家財(布団一式、タンスなど)や床一面が水浸しになり、寝床をリビングに移し、その他寝室に置いてあるもの全てを別室に移したため2LDK→1Kのような狭さになり、赤ちゃんを含め3人家族では生活を続けるのが難しい状態。

【補足】

実際の被害についてはこちらの記事を御覧ください。

部屋は5階建ての3階。

築年数は50年近く経つ古いマンション(部屋の内装は数年前に施され比較的新しい)

1階と4階に空き部屋あり。

 

過去にも同じく窓サッシから雨漏りしたことがあり、その時は管理会社(仲介業者)を通じて大家さんに伝えてもらい、大家さんの持つ施工業者に直してもらったことがあった。(それから今回の被害まで、雨漏りが起きることはなかった)

大家さんの主張

  • 1階の空き部屋に移ってから、修繕が終わり次第、元の部屋に戻って欲しい。
  • その際の引越し代は出す。
  • また、その1階での光熱費とダメになった布団代は出す。
  • 他のマンションに引っ越すなら、上記のお金は出せない。

ちなみに大家さんと直接のやり取りではなく、大家さんと私たちを仲介してくれる管理会社を挟んでの話になりますので、一回も大家さんの声を聞いたことはありません。 

私たちの主張

  • 前回も雨漏りが起きて今回も起きた。正直、この建物には不信感を抱いている。
  • 別の階の部屋に移ったとして、修繕終わってから戻って、また雨漏りしたらどうしてくれるの?(古い建物だからありえる)
  • 他のマンションに移りたい。
  • 引越し代、このマンションを借りた時の敷金礼金(15万)の返金を要求。
 

大家さんの主張も含めこれらは被害が起きた直後の主張です。

 

引越しするしないにしろ、このまま生活するのは厳しいので、とりあえず数日間の避難場所として1階を利用してもいいという話になったのですが、1階にはエアコンが設備されてなく、この被害が起きた当時はまだ残暑が厳しくエアコンがないと生活ができないため、1階に移る話は保留になり、被害を受けたこの部屋で生活することになりました。

 

それを踏まえて、私たちはこれらの主張を付け加えました。

  • 被害が起きてから引越しするまでの日割り家賃の請求

 ここからは管理会社が間に入り、大家さんと交渉でどれだけ保証してもらうかの話し合いとなります。

 

私たちとしては引越しの意思が固いので他の不動産屋にあたり、すぐに物件探しに行きました。 

 

不動産屋(専門家)に相談してみた!

数件ほど不動産屋を回ったのですが、ある不動産屋の店員さんがこの道勤めて30年になる大ベテランの方がいらっしゃいましたので、物件探しのついでに私たちの現状を話し、客観的に専門家から見てどの程度大家さんに補償してもらえるのが妥当なのか相談してみました。

そのことについて以下、まとめます。

大家さんは修繕に努めているのか、否か

まずは雨漏り被害が起きた時に対応してくれたかどうかです。

直ったか直っていないかは別として、すぐに大家さん自身や施工業者など手配して修繕することは、大家にとっての義務です。

 

そして、大家としての義務を果たした上で見舞金や補償金を支払わなければならないという縛りは無く、それらの金額は大家と住居者の双方の話し合いでしか決めることができないので、見舞金などの金額の相場はないのです。

 

今回もそうですが今までに雨漏りした時も対応し、大家さんとしての義務は果たしていますので、多額の保証金を請求するのは難しいと言えるようです。

 

また、支払ってもらえたとしても、せいぜい引越し代ぐらいだと言われました。

まじか〜。私たちが請求した金額は多すぎたってことなのかな...。

空き部屋に移ってもらうのは正しい判断

また、マンション内で空き部屋がある場合、一度移ってもらってその間に修繕し、また同じ部屋に戻ることは大家さんとして義務を果たす正しい行いだそうです。

 

しかし、私たちはその提案を蹴って他のマンションに移るということなので、余計に私たちの主張は通り難いのではないかと言われました。

んんん〜。雲行きが怪しくなっていたなぁ...。

大家さんも被害者

またこの雨漏りは、私たちもそうですが大家さんにとっても被害者だと言えるとのこと。

大家さんの視点ですと、今回の予想以上の勢力の大きい台風の自然災害に巻き込まれ、自分の所有物を壊されてしまった事故であり、部屋の修繕や雨漏りの原因調査や引っ越されてしまうと本来入ってくるはずの家賃など、多額の損失を抱えてしまうと考えられます。

その上、住居者に見舞金を支払うとなると、正直厳しい部分は出てくるかと思います。 

 

私たちから見れば「こんな被害を受けたのにどうしてくれるの!?そんな大家さんの事情なんて知ったこっちゃない!」と言いたいところですが、大家さんに全て非があるわけではない、ということです。

それじゃあ、あんまり大家さんに強く言えないなぁ。でも補償はして欲しいし...。

管理会社は仲介してると言っても、大家寄り

この不動産屋曰く、管理会社は第3者として仲介してくれると言ってもやはり大家さんとの繋がりは深い訳なのでどうしても大家さん寄りに主張を通してくるのではないか、との助言もいただきました。

ますますこっち不利じゃないの...。

 

 大家さんと補償金交渉ポイント

そこで、実際どうやって大家さんと交渉すればうまくいくのかも聞いてみました!

  • あまり攻め立てすぎないこと
  • 情に訴えかけること
  • 私たちの立場になってみてと話してみる

  • 考える余裕を与えないこと

がポイントになります。

では、以下詳しくご説明します。

あまり攻め立てすぎないこと

この金額も請求!あの金額も請求!と無理な主張をしすぎると、大家さん側も「それは無理!できません!」と鼻から突っぱねられてしまう可能性があります。

上記でも説明しました通り『大家さんも被害者』です。

そこを念頭に置きながら、どの辺までの金額がいいのか今一度考えてみましょう。

情に訴えかけること

 攻め立てすぎず、下手から出るように話してみましょう。

「大家さんも大変ですよね...。ですが、私たちもこのまま生活はできないです。どうか〇〇していただけないでしょうか。」というように、『大家さんも被害者』であることを理解してますアピールをしつつ、自分たちの主張を伝えてみましょう。

 

私たちの立場になってみてと話してみる

今回私たちが住んでたマンションは古い物件であり、たとえ雨漏りの原因を突き止め修繕できたとしても、また欠陥が見つかって被害に遭ってしまったとなるとシャレになりませんし、この可能性は十分ありえます。

 

なので、ここはひとつ情に訴えかける形で

「もしも大家さんが私たちの立場だったら考えてみてください。1階に移って戻ってきてまた雨漏り被害が起きたとしたらどうしますか。今回提示した額じゃ済みませんよね?次はもうないですよね。正直言ってこの建物には不信感抱いてますし、いつまた雨漏りが起きてしまうのではないかとビクビクしながら暮らさないといけないのは辛いものがあります。そう思いませんか?」

などと言って説得させにかかってみましょう。(実際に言ったセリフです。)

考える余裕を与えないこと 

つまり、早々に別の物件へ引っ越す予定を立ててしまうということです。

 

日にちを空けてしまいすぎると、その間に大家さん側は私たちにとって不利になる知識を付けてしまう可能性があります。

 

どこからか入れ知恵させない間に、すぐ次の段階の話に持っていくのが効果的だと教えてもらいました。

実際私たちの場合、不動産屋に相談して物件をその日のうちに決め、2週間後に引越しするとこっちで勝手に決めました。決めた後は、大家さんに管理会社を通して引越し日と退去日を伝えます。

 

早すぎると引越し業者決めや自分たちの荷造りなどできませんから、物件が決まってからだいたい1〜2週間後がBESTな判断らしいです。

実際にもらった見舞金はいくら?

このポイントを踏まえて大家さんと交渉した結果、被害から7日目、新居や引越し日を決めた次の日に大家さんから補償金について連絡がありました。

なんと礼金分の15万円補償してくれることになりました!

や、やった〜〜!!!! 

 

相談した不動産屋曰く、この金額はかなり良い額らしいです。

多く見積もっても引越し代ぐらいと言ってたぐらいですからね。

 

また裏を返せば、こんな額を出すということは、1階に移ってから戻ってきた時に雨漏り被害が起きてしまうかもしれないリスクと、何度も雨漏りがあったことなど大家さんとして非を認めているということです。

 

ちなみに、見舞金は退去日の鍵の返却の際に管理会社の事業所にて、現金で受け取りました。

 

最後に

いかがでしたでしょうか!

見舞金や補償金の相場はなく、金額は大家さんとの話し合いでしか決められないので、どうも実例がないとイマイチどこまで請求していいかわからないですよね。

 

相談するにしても弁護士や法テラスとなると、そこまでややこしくしたくない!という思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

素人の私たちで煮詰まる前に、お近くの不動産屋で専門の方たちに相談してみるのも一つの手だと思います!

 

良い方向に話が進みますように!

 

ではでは!!

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